アラサーニートの雑記帖

アラサーニートが感じたことや日々の出来事などを綴る雑記ブログです。

【家族のこと】父のこと

前々回の父の家族のこと、前回の母のことと、いくつかコメントやブコメを頂いて、やっぱり皆見せていないだけで、似た悩みを持つ人や、似た状況の家族はいるんだなと思い、なんだか安心しました。そして、書いてよかったなと思っています。

ありがとうございます。スターやブクマも、とても励みになります。

あと数回は家族のことを連載(?)しようと思うので、退屈かもしれませんがお付き合い頂けると幸いです。

家族のこと。第2回目の今日は父のことを書いていきます。

 

第1回目はこちら⇒【家族のこと】母のこと - アラサーニートの雑記帖

 

年に3~4回帰ってくる父

父は私が物心ついた頃からずっと単身赴任をしていて、年に3~4回だけ帰ってくる、普段はいないのが当たり前の存在でした。

別に途中からそうなったわけではないので、私としてはそれで寂しい思いをしたこともなく、かと言って帰ってきて煩わしいとかそういったこともなく、意外と適切な距離感だったような気がしています。

今考えてみれば、たまにしか会わないからこそ、ぶつかることも少なく、思春期特有の「パパのパンツと一緒に洗濯しないで!」みたいなのもなく来られたのかもしれません。

私は娘ですし、男親からするとやはり特別可愛いのか、弟に比べて父により甘やかされている実感はあります。(弟に冷たいというわけではなく、弟に対しては「男としてどうこう」みたいなところで接しているように感じます。)

そんなわけで、たまにしか帰ってこない父親と、特別仲が悪くなる要素もなくやってこれていました。

ただ、母は前回書いたとおりに気が強いので、母とはよく喧嘩になっていました。

父が帰ってくると、両親が必ず喧嘩になるのは分かっているので、そのことは嫌で仕方ありませんでした。

 

陽気で人が良い

父の長所はその明るさと、頼まれたこと、やらなきゃいけないことは忙しくてもやり遂げるところだと思います。

今までに何度か、父の職場の方たちと一緒にご飯を食べるような機会がありましたが、父は色々な人に好かれているようで、娘である私も好意的に迎え入れられ、楽しい時間を過ごすことばかりでした。

恐らく職場でも、明るく、そして真面目に働いているのだと思います。

たまの休みに家族のもとに帰ってくれば、夏は庭の草むしりだ、冬は大掃除だ、母のお店の棚卸しだ、と文句も言わずにせっせと働きます。

先の地震の際も、しばらくは東京から週に1回くらいのペースで帰ってきていて、自分の仕事もあるのにすごいなと思いました。

父と母はずっと夫婦としては折り合いが悪くて、母は父を「夫として」は好きではないようですが、「家族として」は父がいて助けられている部分もやはり大きいと思います。

 

陽気さを装って逃げる癖

前述のように、明るく頑張り屋な父ですが、やはり自分も大人になってくると、親と言えど悪い部分も目に付くようになってきます。

父の場合は、なにか気まずい話題になったり、対処しづらい事態になった場合に、冗談に逃げる傾向があることです。

他にも面倒そうな電話は出ないことがあったり、この辺の逃げ癖は、私にしっかり遺伝してしまっているなと感じます。(私の場合気まずい話題だと黙りこんだりします。)

私自身の性格としては、母より父のほうにどちらかといえば似ている部分が多いので、母よりは共感しやすく、ぶつかることも少ないです。

しかし最近、ぶつかる、というより、嫌悪するようになってしまいました。

 

今さら、「パパのパンツと一緒に洗濯しないで!」

父のことは、母に対してのような意味での苦手意識はありません。

特に最近は丸くなったのか、母との喧嘩も避けられるなら避けようとしているのがわかります。有難い。

しかし、理不尽なことに、なんだか最近父に対して、嫌悪感を抱くことが出てきてしまいました。

それはにおいや接触などに対する生理的嫌悪感と、冗談などに対して愛想笑いもできないような、気持ちの急降下です。

接触といっても、ほんのちょっと物をとる時に手がぶつかったり、車や飲食店など狭い座席で隣に座ったり、その程度のもので、少し前まではなんともなかったことが、最近すごく気になるようになってしまいました。

でも、父が近くにいたり、隣に座ったりすることがとにかく嫌だと感じてしまうのです。

もうこれは「パパのパンツと一緒に洗わないで!」なアレなのでしょうか。

また、父は冗談が好きで、場を盛り上げようとくだらない冗談を言うことも多いですが、まあつまらない。しかし、今までなら「くだらないなぁ」と笑えていたのに、最近はなんだか、それに笑うことすら嫌だと思うことが多いのです。

お酒を飲んだ時にテンションが上がって熱い話をし始めるのも、私は逆に極限までテンションが下がります。

家族として、普通に受け入れてきていたものが、なんだか受け入れられなくなってしまった。

私はもう中学生の少女ではないので、父に向かって「パパ嫌い!近寄らないで!」なんてことは言いません。

嫌悪感が湧くことがあるからといって、人間的に嫌いになったと勘違いすることもありません。

でもだからこそ、急に現れたこの現象に、どう対処すれば良いかわからずにいます。

 

 

家族の記事を書きたいと思ったのは、母の記事でも書いたのですが、今さらながら反抗期かな、と思ったところがきっかけの1つだったのでした。

しかし、母の場合と違って、父の場合は本当に「生理的に」なんだか嫌だと感じている部分があって、多分それは性格的な問題などではないので、余計に難しいなと感じています。

家族のことを書いて、振り返りながら、自分の中に起きている変化や、抱いている感情も紐解いていけたらいいな、と思いながら、今回はここで終わろうと思います。

次回は弟について書く予定です。