氷を食べたい私と脱・氷宣言
皆さん、氷は好きですか?
あ、私が言っているのは、今の時期についつい食べたくなっちゃうカキ氷のことではなくて、ドリンクに入っている氷です。ただの氷。
いや、そんなもん好きも嫌いもないでしょ、という人もいるかと思います。
しかしながら、私は好きです。
今回は、ドリンクの氷を食べちゃうのって変なのか?(ひとりで)徹底論争していきます!
ドリンクの氷は食べるもの
私は物心ついたときから、ドリンクの中の氷を食べていました。
ドリンクの味が薄くついたほの甘い氷は、清涼感があって美味しいです。
ある時、恋人とファミレスでご飯を食べ、いつものようにドリンクの中の氷を食べていると、「氷食べるんやね」と言われました。
驚きでした。私にとってみれば、氷を食べるのは当たり前の行為で、誰かに指摘されるようなことではなかったからです。
「え、食べないならなんのために入ってるの?」と尋ねると、「いや、冷やすためやろ」との答えが。
私はなんだか、目から鱗が落ちた気分でした。
あ、氷って冷やすために入っているのか。
いや、もちろん私だって、氷に飲み物を冷やす役割があるのはわかります。知っています。
しかし、氷を食べない人たちにとって、氷は「食べ物」ではなくて役割を果たすだけの「道具」や「添え物」のようなものだったのかと思って衝撃を受けたのです。
グラスやストロー、もしくはミントの葉のような存在・・・それが氷!
じゃあ、私結構奇異な目で見られていたのかな、今まで・・・。
もちろん、氷を噛むと音がするので、かしこまった場所や静かな場所では控えていますが、自宅やファミレス、居酒屋などでは普通にしていました。
一般的じゃなかったとわかって気になり始めたので、色々と調べてみました。
マナーの話
まず、気になったのはマナーとしてどうか、という点です。
早速ググってみたところ・・・マナー違反やみっともないという意見が多かった・・・。
気にしなくて良い、マナー違反とまでは言えないという意見もあったのですが、「食べる派」の方の意見の場合が多く、やはり好まれる行為ではなさそうです。
マナー違反という意見の中にも、まあファミレスとかなら気にしない、といった寛容なものもありましたが、見た目にも音とかも気になるしみっともない、と辛辣なご意見も多かったです。
私は教育方針としてはやりたいことやっていいよ、と奔放に育てられましたが、マナー面では結構厳しく言われて育ったので、その両親からなにも言われたことがなかったこともあり、氷を食べる行為に関してはマナー違反という認識がありませんでした。
これからは気をつけなくてはいけないですね。
氷食症
調べてみて、マナー的にあまりよろしくないということはわかったのですが、そもそも「氷を食べたい」と思う人と思わない人がいるようで、食べたい人の中には「氷食症」という病気が原因の人もいるとのことを知りました。
自分もこれかな?と思って気になったので調べてみました。
氷食症の定義:一日に清涼皿1皿以上食べるもの
あ、私違うや。
上記の通り、氷食症の方はかなりの量の氷を毎日摂取します。また、ドリンクなどで出てきた氷を食べてしまう、というレベルでなく、なにもなくても冷凍庫から氷を出してきて毎日食べるような状態だそうです。
原因は精神的なものや、鉄分不足などが考えられるそうです。
単なる氷好き・・・?
そうすると、私が氷を食べたいのはなぜなのか。
・・・単に氷の食感や冷たさ、あとドリンクの甘みが残っている感じが好きだからですかね。単なる氷好き。
多分そうですね。私好みがあるんですよ、氷の。
皆さんには全然何の参考にもならないと思うのですが、個人的に好きな氷の条件を発表してみます。
- なるべく細かいもの
- 硬すぎないもの
- ドリンクと一緒に食べられると尚良し
最近はドリンクバーなどで電動で氷を出してくれる機械が増えてきましたが、ああいう細かい氷がジャラジャラしているものが好きです。
ドリンクと一緒に楽しめるので。
それなので、カップの自販機とかも好きでした。(最近はあまり買う機会もなくなりましたが)
逆に大きかったり、硬かったりするものは食べにくいですし、なんだかガラスを口に入れているような気分になることがあるのでちょっと微妙です。
コンビニで売っているようなロック氷とかはまさにその代表格ですね。
あれこそまさに「冷やすため」の氷だなという感じがします。
みっともないなら辞めなければ
このように氷好きな私ですが、みっともないと思われるのはやはり嫌です。
辞める方向に持っていかないといけません。
具体策は4つでしょうか。
- 我慢する
- 氷を食べるデメリットを知って意識する
- 「氷食症」の予防策を試す
- 食べてしまっていたら注意してもらう
1.我慢する
これはもうそのままですね。
目の前に美味しそうな氷があったとしても我慢します。気力でがんばります。
ただ、単に我慢といっても難しいので、最初はとりあえず「細かい氷意外は食べない」というところから始めようと思います。
大きい氷をほおばったり、噛み砕くのが一番みっともないかなと思ったので。
基本的に、細かいじゃらじゃらした氷以外は食べないようにします。
細かい氷も出来る限り我慢します。
2.氷を食べるデメリットを知って意識する
1の「我慢する」をサポートするために、氷を食べることのデメリットを知っておきます。
1番のデメリットは、当たり前ですが「体温が下がること」だそうです。
もちろん、暑いときなど適切な分量の摂取は問題ないですが、クーラーの効いた飲食店内などで、冷えた身体をさらに氷で冷やすことはよくありません。
胃腸に悪影響があったり、新陳代謝が低くなったりするそうです。
また、ガリガリと噛むことで顎関節症になったという方もいました。
氷を食べたくなったら、これらのデメリットを頭に浮かべてグッと我慢しようと思います。
3.「氷食症」の予防策を試す
そもそも「氷を食べたい」と思う気持ちを減らせないか試みます。
前述の通り、氷食症の一因としては鉄分不足が考えられるそうです。
というわけで、鉄分を取ることが氷食症の予防策としてあげられていました。
鉄分を多く含むレバーやほうれん草の摂取、あとは鉄の吸収を助けるビタミンCを多く含む食品も多く摂ると良いそうです。
私は氷食症というレベルではないので、効果があるかどうかはわかりませんが、どちらにしても貧血はよくないので、食べ物も意識していこうと思います。
4.食べてしまっていたら注意してもらう
最後は、家族や恋人、周りの親しい人に協力してもらう作戦です。
我慢するといっても、もう幼い頃からの習慣になってしまっている行為。
無意識にやってしまう可能性は高いです。
というわけで、もしも私が氷を食べていることに気付いたら、「食べてるよ」と指摘してもらいます。
こんな感じで作戦を立てたので、これから改善に向けてがんばっていこうと思います。
特にドリンクバーのジャラジャラ氷の魅力は私にとってすごいものがあるので、最終的にはそこにも耐えられるようになりたい!
はじめは、「ドリンクの氷にこだわりのある私★」みたいなノリで書こうと思っていたのですが、ネット上のマナー違反の声が思っていたより厳しくて方向転換した日和見な私です。
しかし、せっかく色々調べて気付けたので、マナーの身に付いた素敵な大人の女性を目指して、「脱・氷!」に向けてがんばっていこうと思います!