車の運転超苦手⇒ちょっとマシになったので、そこまでの道のりやポイントを語ります
まだブログを初めて間もない6月の半ば頃、私はある記事を書いていました。
こちらの記事。
車の運転苦手だよー!怖いよー!という記事です。
一人暮らし中はほとんど車に乗る機会のなかった私。元々苦手だった運転ですが、さらに見事なペーパードライバーぶりがたたって、実家に戻ってすぐに、実家の敷地内で車に結構な傷を入れてしまう大失態をおかしました。
それでさらに苦手意識が深まり、上記のような記事を書いたわけですが、それから徐々に車を運転する機会も増え、最近ちょっとマシになってきたかも!と感じるようになったので、もしかしたら同じように運転が超苦手な方のちょっとした参考程度にはなるかもしれないと思って、今回、私のちょっとマシになった体験談を書くことにしました。
※本当に運転超怖い・超苦手という方向けです。ちょっと苦手かも、くらいの方は私より運転が上手く、参考にならない可能性が高いですのでご了承ください。
上達には実践あるのみ
いきなり結論なんですが、私がここ3ヶ月ほどで強く感じたのは、やっぱり上達するには実践しまくるしかないんだ、ということです。
とにかく車に乗ってハンドルを握る。
走りも駐車も実践あるのみです。
しかし、いきなり一人で乗り回すのかと言われれば、運転が超苦手だと感じている人たちにとっては、それはなかなか難易度が高いです。それにやっぱり危険もある。
さらに、無理をして失敗してしまえば、運転に対してより苦手意識が強まる可能性もありますし、車の失敗は取り返しのつかない事態になる可能性だって低くありません。
私の場合は、次のような感じで簡単なことから始めて、徐々に慣らしていきました。
- 短い距離⇒長い距離
- 慣れた道⇒知らない道
- 大きい道⇒細い道
- 走行のみ⇒駐車など全て
- 同伴者あり⇒一人で
一人で運転するのは高い壁がある
最初の頃は、母や弟など運転に慣れた人に助手席に乗ってもらい、よく行く近く飲食店から自宅までなど、慣れた道、しかもその中でもできるだけ大きい道ばかりを走ることから始めました。
その上、駐車は苦手意識もかなり強く、また車を傷つける可能性もあるので、駐車は母や弟に代わってもらっていました。
つまり、一番最初に私がやっていたのは、誰かに同伴してもらった上で、知っている大きい道をただ走るだけでした。
それで運転自体への拒否感が薄くなり始めた頃に、同伴者はもちろんありの状態で、あんまり知らない道や、ちょっと細い道、停めやすい駐車場などに挑戦するようになりました。
最初の拒否感や強い恐怖感が抜けてくると、隣に家族が乗っていてさえくれれば、ある程度色々なことに挑戦するのにそれほど抵抗はありませんでした。(上手くできるかどうかは別として)
一番時間がかかったのは、一人で車に乗ることでした。
慣れた道だろうが、大きな道だろうが、一人だけで運転するということは、私にとってかなり勇気のいることでした。頼れる人がいないというのはやはり心細いものです。
車に乗るようになって2ヶ月ほど経ってようやく、知っている道でどうしても乗るしかないなら・・・、といった感じになりました。
同伴者がいた時と同じように、慣れた大きな道から始めて、最近やっと知らない道や少し細い道も走れるようになってきました。
一人なので駐車は強制的にやらなければならず、駐車に関してもだいぶマシになってきたと思います。
ざっと流れをまとめると下記のようになります。
- 同伴者ありで、知っている道・大きい道の走行のみ
- 同伴者ありで、知らない道・細い道、駐車などもやってみる
- 一人で、知っている道・大きい道の運転+駐車
- 一人である程度運転できる!
大事なのは、無理せず徐々に慣らしていくことかなと思います。
出来る限り同伴者ありの状態で色々練習する機会があると、だいぶ苦手意識も薄れて独り立ちしやすいです。
わかったら運転しやすくなったポイント
これまでは、上達までの流れを見てきましたが、練習する中でこれがわかったら運転しやすくなったと感じたポイントがあったので、そちらを紹介していきます。
ミラーを活用すべし!
まず、私が一番運転しやくなったと感じたのは、ミラーの活用を覚えたこと。
運転で使うミラーといえば、ルームミラーとサイドミラー、そして車の設備ではないですがカーブミラー。
私は最初の頃、これらのミラーの有効活用ができておらず、視野が相当に狭い状態で運転していました。
前ばかり見ていましたし、後続車の確認なども、全てを直接視認しようとしていました。
ミラーの確認とか教習所でも習ったはずなのに・・・。
特にサイドミラーに関しては、角度によって見える範囲が大幅に変わり、思っていたより広範囲をカバーしていました。
車線変更などでの後方確認はもちろん、駐車の際など、角度を変えることで、障害物のある部分をぴったりと捉えることができることも多いです。
ミラーで確認したからといって直接確認を怠ってはいけませんが、最初にミラーで確認できるとしっかり意識しておくことで、運転がかなりスムーズになりました。
意外とみんな停まって待ってるから焦らなくて大丈夫
私は、細い道や右折待ちで長く停まってしまうと、なんだか後ろの人に申し訳ないと思って焦ってしまうことが多くありました。
しかし、自分がそこそこ運転するようになってみると、私が思っていた以上にみんなよく停まっていることに気が付きました。
なんだか自分は運転が下手だから長く停車してしまっていて、他の人たちは基本的にスムーズに、停まったとしてもベストな位置で僅かな時間だけ停まっているのだと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
みんな意外と長く停まって、しっかり待っています。
無理をすれば事故に繋がる危険性があるのですから、落ち着いて考えたら当たり前ですよね。
だから、細い道も右折も、自分が大丈夫だと思えるだけ待って大丈夫。
それを実感できてから、運転への拒絶反応がだいぶなくなり、比較的冷静に車を動かせるようになりました。
駐車は細かく切り返せばなんとかなる
駐車は今でも苦手ですが、なんとか一人で停められるようになりました。
ポイントは一発で入れる必要はないと意識すること。
細かく何度も切り返していけば、いずれはなんとか納まります。
焦らずゆっくりちょっとずつ切り替えしていけば、車は結構狭い場所でも意外と向きを変えられるものなのだと実感しました。
もちろん広い駐車場で何度も切り返しちゃう私はカッコイイとは言えませんし、他の方の邪魔になっている場合もあるかとは思いますが、超苦手⇒ちょっとマシになってきているところなので、そこは致し方ありません。
最大限に頭を下げますので、「チッ、こいつ運転超下手だな」と内心思うに留めて許して頂けると助かります。
前述の細い道や右折の際の待ちもそうですが、基本的に「下手だからしょうがない。がんばるのですみませんが今は許して」とある意味開き直るくらいの気持ちでいきましょう。
車の運転超苦手な皆さん、いかがでしたでしょうか?
はじめは運転超下手でも、ちょっとずつ慣らしていって乗り続けることで、普通に下手くらいまでにはとりあえずなれました!
以前は多少無理をしても歩ける距離なら歩く派でしたが、最近は逆に車で行けそうなところは車で行ってみようと思えるようになって、初めて行く場所にちゃんと辿り着いたり、ちょっと難しそうな駐車場になんとか停められた時などは、結構達成感があったりして面白みも感じています。
まだまだ下手の域を出ませんが、以前に比べて明らかに上達を感じていますし、一人で運転できるようになったことで、家族の手伝いで出来ることが増え、気持ち的にも少し上向きになったように思います。
ただ、こういう時が油断して事故を起こしやすいとも思うので、気を引き締めて、無事故無違反、ペーパーじゃなくてもゴールド免許を守れるように運転を続けていきたいと思います!