アラサーニートの雑記帖

アラサーニートが感じたことや日々の出来事などを綴る雑記ブログです。

好きになった人はどんどん素敵に見えてくる現象

皆さん、好きな異性のタイプってありますか?

私は優しくて、会話が面白くて、頭が良くて、見た目は文化系の眼鏡とかカーディガンとか似合っちゃうような人が好みです。

しかし、今まで好きになった人を振り返ってみると、タイプはあくまでタイプ。

私の場合、特に容姿に関しては、実際好きになるのにそこまで関係ないなと思います。

もちろんイケメンは好きですよ。好きですが、その人に恋をするかどうかは、やはり中身次第だよなぁと感じます。

そして、中身を好きになってしまえば、なぜかどんどん相手の容姿まで良く見えてくるのです。

今回はこの好きになった相手がどんどんかっこよく・可愛く・素敵に見えてくる現象について書いていきたいと思います。

 

かっこいいな・かわいいなと感じる時には既に内面にも惹かれている

私の場合、好きになったパターンを考えてみると、基本的に友人として仲良くしているうちに、いつの間にか好きになっているパターンばかりです。

色々と話しているうちに、気が合うな、優しいな、頭が良いんだな、とそんなことで惹かれていくことが多い気がします。

接しているうちに、ふと、この人かっこいいな、かわいいな、と思う瞬間が出てくるのです。

そして一度そう感じると、余計にその人といるのが楽しくなって、余計にその人のことがかっこよく・かわいく感じられる瞬間が増えていきます。

つまり、かっこいいな・かわいいな、と感じるその時には、既にその人の内面に好意を抱いているのだと思います。

もちろん、容姿の整った方を相手に、初対面で綺麗な人だなと思うことはありますが、それとは違った感覚です。

 

誰かを好きになることは、相手の良さを見ようとするスパイラル

前述の通り、相手に好意を持ち始めると、相手のことがかっこよく・かわいく見えるようになってきます。

そして、かっこよく・かわいく見えるが故に、さらに相手のことが気になって、ちょっとしたことでさらに良く見えたりし始めます。

誰かを好きになるということは、相手のことがどんどん良く見えるスパイラルに入ることだなと感じます。

恋は盲目。あばたもえくぼ。昔から恋愛にはそんな格言がたくさんあるように、好意を持つことによって、相手のことをより良く捉えようとするフィルターができあがるのでしょう。

性格や行動に対する捉えももちろんそうですが、単純に見た目に関しても、だんだんと良く見えてきたりします。

私の今付き合っている恋人は、世間一般から見てもイケメンの部類に入りますが、好きになる前は、綺麗な顔だけど好みではないな、と思っていました。

しかし、話をして友人として親しく付き合うようになってくると、段々とこの人かっこいいな、かわいいな、と思うようになっていることに気が付きました。

今では恋人が一番かっこいいと思っていますし、本当にちょっとしたことで、なんてかわいい人なんだと感じます。

逆に世間的に見て別にかっこいいわけではない人を好きになったこともありますが、その時はその人のことをかっこいい・かわいいと感じていたことを覚えています。

 

恋愛に限らず好きな相手は良く見えるもの

ここまで、恋愛という観点で書いてきましたが、別に恋愛に限らず、友人やなんなら芸能人や政治家だって、自分が相手に対して好意を抱いていれば良く見えます。

逆に嫌いな相手であれば、どんなに綺麗な人だって、なんだか嫌な感じに見えたりするものですよね。

私は、この好きな相手が良く見えるというのは、素敵な現象だなと思っています。

自分の好きな人をより好きになれる、幸せのフィルターのように感じます。

時には相手の悪いところを見落としてしまったり、自分の都合の良い様に見てしまうという落とし穴もありますが、どうせこのフィルターは外せないのだし、無理に公平に見ようとする必要はないのかなと思います。

ただ、自分はこの人に好意を抱いていて(恋愛でも友情でもなんでも)、今この人に対してフィルターがかかっているのだ、ということはたまに思い出せると良いのかもしれません。

逆のフィルターも然りですね。この人に嫌悪感を感じていて、より悪く見えている部分があるかも、と意識しておければ、もしかすると少し冷静に相手を見られるようになる時がくるかもしれません。

そして、もしかして相手の良いところを意識して見つけようとすれば、そのうちにほんの少しでも、よく見えるフィルターがかかってくるかもしれません。

自分の気持ち次第で相手の見え方が変わるのであれば、好きな人がたくさん増えれば、世界は少し優しく見えるかもしれないですね。

 

 

なんだか話が飛んでしまいましたが、つまり言いたかったことは、好きな人はかっこいいし、かわいいし、素敵だし、より好きになっちゃうよねーということでした。

端から見ていると痛々しい勘違いのように見えることもあるかもしれないけれど、本人にとってはそれは幸せなことだなぁと私は感じます。

「・・・・・・どうかしてることを恋というのよ」と『ツ、イ、ラ、ク』(姫野カオルコ作)の隼子も言っていますし、誰かを好きになるってきっとそういうことですよね。

幸せな勘違いで、みんな幸せになっちゃえ。