仕事から早く帰りたい私がやっていたこと4選
今回はニートのくせに仕事のこと、しかも仕事術みたいなことを偉そうに書きます。
嘘です。謙虚な姿勢で書きます。
今まで仕事に関しては、コールセンター、飲食業とアルバイト関係の体験談のようなものを書いてきましたが、今回は前職の事務職時代の経験をもとに、とにかく早く帰りたかった私が実践していたことを書いていきたいと思います。
仕事に対するスタンス
まず、前提として、私の仕事に対するスタンスを書いておきます。
私は今年29歳のがっつりゆとり世代なので、仕事とプライベートなら断然プライベート優先です。
仕事のモチベーションは「お金を稼ぐ」が9割でした。
それなので、なるべく始業時間のギリギリに出社し、なるべく早く帰りたいと思っていました。
もちろん、お給料を頂いていますので、就業時間中は精一杯集中して仕事をし、成果をあげられるように心がけていました。
つまり、私が大事にしていたことは、どれだけ短い時間で効率よく、納得のいく仕事をするかということでした。
早く帰るためにやっていたこと
定時に帰りたい!と思っていても、もちろんなかなかそういうわけにもいかず、必要な場合は残業をしていました。
していましたが、他の人に比べると仕事量に対しての残業は減らせていたように思います。
やっていたことには大まかに下記の4つです。
- やることリストでタスク管理
- 依頼は安請け合いしない
- 残業する日、しない日の調整
- キャラクター作り
それぞれ具体的に見ていきます。
1.やることリストでタスク管理
基本的に、業務終了時に翌日にやることを書き出していました。
次の日はそれを見ながら仕事を進め、やり終わった項目は線を引いて消していきます。
PCなどでの管理も可能かとは思うのですが、好き勝手に書き込めるので、こういったメモなどはいつも手書きしていました。
やることリストは基本的に一日ごとに新しくして、その日に終わらなかったものは翌日のリストに再度書き入れておきます。
また、タスクを書き込むときに、午前中までのものは「アサイチ」と書いておいたり、締切の日まで余裕があるものは下のほうにまとめたりと、優先順位が自分でわかるようにしていました。
基本的に、一日の仕事はやることリストのその日マストのものに全て線を入れられれば終了しても大丈夫、ということになります。
ただ、私は手書きの方が馴染んだのでこうしていましたが、PCやスマホなどの方が使いやすい場合は、もちろんそれで問題ないです。
大事なのは、やるべきことをしっかり把握して、その中で優先順位をつけておくこと。
そして、それを漏れなく丁寧にこなしていくことです。
2.依頼は安請け合いしない
タスク管理をばっちりしていても、不意の依頼が入ることも多いですよね。
そういうときは絶対に安請け合いしないようにしていました。
前職の会社は「NOと言わない」を良しとするような社風でしたが、私は「なるべくNOと言わない」くらいの気持ちでやっていました(笑)
依頼を受けるときは、必ず下記の3つを確認するようにしていました。
- やるべき内容は具体的になにか
- 締切はいつか
- 自分の今持っている仕事とどちらが優先か
どれも当たり前なのですが、体育会系の社風で、上司がさらに上の上司からの依頼で仕事を持ってくるときなど、結構ふわっと伝えてくることが多かったので、その場合も必ず「OKを出す前に」自分から確認するようにしていました。
確認した上で、締切がきつい場合や、先に持っていた仕事が厳しくなりそうな場合などは、必ず「その場で」その旨を伝えて交渉します。
締切を延ばせないか、誰かに手伝ってもらえないか、今やっている仕事を他の人に回せないかなど、具体的にどうすればできそうか提案をすると、上司の心象も多少良くなるかと思います。
仮に交渉が通らなくても、そのときに現状を伝えておくことで、後々の調整などをしやすくなる場合があるので、私はダメ元でも必ず伝えるようにしていました。
NOのパターンを先に書いてしまいましたが、条件を確認して問題なく出来そうな場合は感じ良くOKを出し、なるべく迅速に仕上げます。
そうやって、普段から信用をあげておくことで、NOを伝えたり、交渉するときに話を聞いてもらいやすくなります。
こうやって、出来る限り自分の能力の範疇でなるべく残業しなくて済むように仕事量を調整していきます。
3.残業する日、しない日の調整
前述した通り、仕事量的に毎日定時あがりなんて難しいので、それなりに残業はしていたのですが、いつ残業をするのか、というのはなるべく自分で調整できるようにしていました。
まず、事前にわかっている仕事に関しては、時間に余裕があるときはなるべく前倒しでやってしまいます。
締切までにどこかで残業しなくては終わらないような場合には、自分が残業しても良いなと思う日に集中して進めてしまっておきます。
そうすることで、残業したくない日はそもそもすべき仕事をなるべく減らしておくようにしていました。
ただ、もっと重要なのは、周囲への周知と関係作りだと思います。
私がやっていたのは主に下記のようなことを心がけていました。
- どうしても残業できない日は朝のうちにその旨を関係のある人たちに伝えておく
(立て込んでいる時期などは前日までに伝えて、朝もう一度伝える) - 早く帰りたい日は、就業の3時間ほど前までには上司に今日他にすべきことがあるか確認する
- 残業が出来る日で、他の人の仕事が溜まっていそうな場合は確認して引き受ける
1つ目はそのまま、「今日は早く帰りたい」ということを、皆にアピールしておきます。
それだけを伝えるのは気まずいなと感じるときは、「それなので、なにか依頼などある場合は早めにお願いします」と言い添えていました。
忙しい時期で、どうしてもマストで早く帰らなければならない場合などは、数日前から伝えておいて、仕事を調整できるようにし、さらに朝に念押しする形をとっていました。
2つ目は、終業時間間際に依頼が入るのを防ぐため、自ら切り込んでいくパターンです。
早く帰りたい日で、急いで手持ちの仕事を終わらせて、順調!と思っていると、いきなり急ぎの仕事が入る場合があったので、どうせやらなくてはならないなら、まだ時間に余裕があるうちに聞いて進めようと思ってやっていました。
しかし、たまに藪蛇になる諸刃の剣でもありました(笑)
3つ目は持ちつ持たれつな関係作りのために、残業しても良い日で、他の人が困っているときはなるべくフォローに入るようにしていました。
別にやっていなくても問題はないのですが、帰りたい日は他の人が残業バリバリしてても帰るので、そのことを自分も他人も許しやすくなるかなと思ってやっていました。
4.キャラクター作り
最後は、ホワイト企業ならあんまり気にしなくて良いと思いますが、あいつ早く帰るやつだよな、早く帰ってもあいつならいいや、と思われるキャラクター作りです。
私は下記のようなことを気をつけていました。
- なるべくいつも笑顔で感じよく
- 仕事上で主張すべきことははっきりと主張する
- 仕事自体は迅速丁寧に(ミスをなるべく減らしつつ、ミスした場合はすぐに報告・謝罪・リカバリー)
- 早く帰ることは悪いことじゃないという態度を貫く
結局は、仕事は人間関係なので、周囲の人に良いイメージを持ってもらいつつ、仕事での信頼性をあげていくことで、罪悪感なく、周りとの関係も維持しつつ早く帰りやすくなるかなと思います。
以上、早く帰るために私がやっていたこと4選でした。
職場によって職場環境も業務内容も人間関係も様々なので一概には言えませんが、体育会系の風潮のある会社などでは使えることもあるかもしれないと思い今回書いてみました。
自分はこういう風にしている、などあれば教えていただけると嬉しいです!
脱ニートしたときに参考にさせて頂きます!
あ、でも本当は、早く帰ることばかり考えなくて良い職に就く方法を考えるべきなのかな・・・。