アラサーニートの雑記帖

アラサーニートが感じたことや日々の出来事などを綴る雑記ブログです。

【今週のお題】大人になっても孫は孫だけど、大人になったらやっぱり変わる

風が強くなってきました。台風が近づいてきていますね。

シャワーも浴びて、雨戸も閉めて、モバイルバッテリーも充電して、一応備えはしているつもりですが、なんだか今回は結構がっつり九州を直撃しそうな雰囲気でちょっとびびってます。

皆さんも気をつけてくださいね。

さて、話は唐突に変わって、前回のお題が2週間の設定になっていたので、今回は久々の「今週のお題」での投稿です。

 

今週のお題「私のおじいちゃん、おばあちゃん」

今週は敬老の日にちなんで、おじいちゃん・おばあちゃんについて。

実は以前に祖父母について書いた記事がいくつかあったので、もし良ければこちらもぜひ読んでみてください。

リンク上の記事は母方の祖母に関して、下の記事は父方の祖父母に関して触れています。

長生きすること、生きていくこと - アラサーニートの雑記帖

父の家族のこと - アラサーニートの雑記帖

今回は、母方の祖母、父方の祖父母、それぞれの思い出に触れながら、その関係を振り返っていきたいなと思います。

 

母方の祖母

私の母方の祖父は私が1歳くらいのときに、祖母は母親が高校生のときに亡くなってしまっており、私は二人のことはお仏壇の写真でしか見たことがありません。

しかし、私には今も、母方の祖母がいます。

現在の祖母は母親の実の母親が亡くなった後に後妻として祖父に嫁ぎました。

母の実母の末の妹で、母にとっては叔母さんにあたります。

身体が弱く、入院続きだった母の実母に代わって、自身が高校生くらいの時から、母の世話を手伝ってきていたそうです。

そんな祖母は、夫である祖父が亡くなってからも母と一緒に住み、単身赴任で不在の私の父の代わりを務めるように、母と一緒に私たち姉弟の世話をしてくれていました。

得意料理は天ぷらで、なぜか祖母が揚げるとすごくからっと揚がっていました。

私と弟は祖母の揚げた大葉の天ぷらが大好きで、充分たくさん用意されているにも関わらず、それでも取り合うように次々に食べていました。

さらに、祖父がやっていた会社も引き継ぎ、そこでバリバリと働いていました。

しかし数年前、祖母は脳梗塞にかかり、そこからめっきり年を取ってしまいました。

今では日々のほとんどをテレビの前で過ごし、病気のせいか怒りっぽくなった祖母は、祖母の身体を案じる母とよく喧嘩をしています。

喧嘩は苦手だし、以前と違う様子で接し方もわからなくなって、話しかけることも少なくなってしまってごめんなさい。

敬老の日を前に、母と一緒に選んだ洋服をとても嬉しそうに着てくれて、嬉しかったです。

頑張り屋で意地っ張りで、テレビと食事とおしゃれが好きなおばあちゃん。

これからはもう少し話すようにするから、もっと長生きしてね。

昔みたいに、は難しいかもしれないけど、また新しく、良い関係を繋いでいきたいな。

 

父方の祖父母

父方の祖父母は二人ともまだ健在で、車で3時間くらいの距離に住んでいます。

たまに会えば甘やかして、遊びに連れて行ってくれたり、誕生日だお年玉だと言っては、おもちゃやお金をくれていました。

子供心に父方の祖父母にはなんだか他所の人のような雰囲気を感じてしまって、今までずっと敬語のままで、他人行儀になってしまっていたなと思います。

一緒に住んでいる母方の祖母と距離感が異なるのは当然ですが、それにしてももう少し、子供らしい遠慮のなさを発揮して、孫として距離を詰めてあげられると良かったのかもしれないと今になって思っています。

それでも祖父母の家に行くのは楽しみにしていました。

能面がいくつも飾ってあって、子供のころはそれがとても怖くて、能面から離れた位置の布団を弟と取り合ったりしてたなぁ。

祖母は料理上手で、行くと必ずたくさんの手料理を準備してくれているのですが、子供の頃は食べても食べてもなくならない、昔ながらの手料理を苦手に思っていたりもしました。

今食べてみると、祖母の料理はとてもおいしくて、しかもとっても手間をかけ、丁寧に作られていることがわかります。

そんな料理を苦手だなんて、あの頃の私なんて贅沢だったんだ。

祖父は文章を綴ることが好きで、自費出版で本を出したり、俳句を趣味にして今でも日に何句も作っているようですが、昔はそんな祖父の文章に全く興味も示しませんでした。

最近になって祖父の書いたものを読んでみると、読みやすく、情緒も感じられるような文章で、素直にすごいなと感じました。

子供の頃わからなかったことやわかろうとしなかったことを、大人になった今、やっとわかるようになって、やっと少し祖父母との距離が縮まったように思います。

もうこれから敬語でなくなることはないと思うけど、二人のことを知っていく準備がやっと整ったので、少しずつでも歩み寄っていけるといいなと思っています。

だからおじいちゃん、おばあちゃん、これからも元気で長生きしてください。

 

 

他所の家族のことってわからないので、私と祖父母との距離感が一般的にどうなのかがよくわからないのですが、私にとって母方の祖母は家族で、父方の祖父母は親戚といったイメージでずっと過ごしてきました。

しかし、ここ最近、母方の祖母は病気をしてからなんとなく遠く、父方の祖父母は以前よりちょっとだけ近く(それでも恐らく結構な距離感なのですが)感じるようになりました。

私自身が変わって、祖父母もそれぞれ変わっていって、近いようで遠い、遠いようで近いその距離も、長い年月で変わるのだなと実感しています。

でもなにより、祖父母もそれぞれにかなり年を取ったなと感じることが増えたので、とにかくできるだけ元気に長生きしてもらって、私ももっと、ちょっと努力してでも仲良くしていきたいなと思っています。