アラサーニートの雑記帖

アラサーニートが感じたことや日々の出来事などを綴る雑記ブログです。

【映画】大好きな映画『カラー・オブ・ハート』を紹介します!

昨日、7月の振り返り記事で8月の目標をドドーンと発表したのは良いものの、早速8月初日の今日、深刻な問題にぶつかりました。

・・・・・・ネタが思い浮かばない。・・・なにか、なにかないのか自分!!

というわけで、困ったときの好きなもの紹介。

今回は『カラー・オブ・ハート』という映画を紹介します!

 

カラー・オブ・ハート(1998年 / アメリカ)

現在ではサム・ライミ版『スパイダーマン』のスパイダーマン役等で有名なトビー・マグワイアと、『メラニーは行く!』等で知られるリース・ウィザースプーンの二人が主演。

白黒ホームドラマの世界に迷い込んだ双子の兄妹の影響で、同じ毎日を繰り返すモノクロの世界が次第に色鮮やかに息づき始めるファンタジー作品。

カラー・オブ・ハート [DVD]

カラー・オブ・ハート [DVD]

 

 

あらすじ

高校生のデイビットは、1950年代のホームドラマ「プレザントヴィル」にハマっている。ある日、双子の妹であるジェニファーとチャンネル争いをしている内に、リモコンを壊してしまう。タイミングよく現れた修理工の老人から不思議なリモコンを手渡され、それでテレビを付けてみたところ、二人は「プレザントヴィル」の世界へと入り込んでしまった。

戻り方のわからない二人は一旦登場人物の子供として生きることに。憧れの世界での日常を楽しむデイビットと裏腹に、白黒で、平和で、刺激のない毎日に飽き飽きしていたジェニファーは、ある日プレザントヴィルには存在していなかったあることをしてしまう。そこからモノクロの世界は次第に色づき始め、「平和」だったプレザントヴィルに変化が訪れる。

 

『カラー・オブ・ハート』の魅力

小学生くらいの頃に初めて見て、その時は綺麗な映画だなと思ったくらいだったのですが、年齢を重ねて改めて見返すと、メッセージ性のとても強い作品であることにも気付かされました。

映像の美しさと、ストーリーの面白さ、テーマ性など、何度見ても色あせない名作だと思います。

 

色づいていく世界の美しさ

この作品の魅力のひとつは、なんといってもその美しさです。

パッケージだけ見ても、つい手に取ってしまいたくなりませんか。

白黒だけだった世界に、ひとつ、ふたつと色が宿り、それが広がっていく様は、見ていてハッとするほど鮮やかです。

ベースが白黒であるが故に、色づいた部分がよりビビッドに感じられます。

また、「色づく」という現象が人々の心の動きによってもたらされるため、そういった意味で「色づいていく世界」そのものの美しさがあります。

ホームドラマの世界で、争いや性的なものや、刺激的なものを全く知らなかった人々の変化を、「色づく」という視覚的な現象として見せるという演出は、初めて見たとき感動しました。

新しい知識、感情、様々なものが刺激となって、住人たちは「ドラマの登場人物」から「生身の人間」へと文字通り色を変えていきます。

私たちのもつ「人間らしさ」が、色になって溢れ出るような感覚を覚えます。

 

変化と対立

上記の通り、ホームドラマの世界の変化をカラー化という現象で表しているのですが、視聴者同様、その世界の住人たちも、お互いが「白黒」であるか「カラー」であるかというはっきりとした目印で、相手の価値観を知ることが出来ます。

それまで「平和」な世界を演じる役割だけしか持っていなかった住人たちが、デイビットとジェニファーの登場で様々な新しい感情を知っていくのですが、主に若者達がその変化を受け入れ、歓迎するのと同時に、特に大人の男たちは変化を嫌い、カラー化した者達を迫害し始めます。

カラー化を隠すため、デイビットがドラマ世界での母親(ベティ)に灰色のファンデーションを塗ってあげるシーンが印象的でした。

世界観はファンタジーですが、この変化と対立の様子は現実世界をしっかりと写し取っていて、見ていて考えさせられます。

私は変化を恐れるところがあるので、「白黒」の世界を守ろうとした人たちの気持ちもわかります。身近な人や環境がどんどん変化していくことへの「恐れ」は、現実でも強固な場合があります。

恐れがそのまま変化や、自分と異なる人たちへの暴力や強制へと繋がることも、現実でよく見る構図です。

ただ、どんなに変化を恐れて抗っても、一度始まった変化はなかなか止めることができません。映画の中で、街がどんどん色に溢れていったように、変化は力強く、急速に広まります。

そう思うと、「カラー」の世界に恐れを抱いて目を背け続けるより、その世界を美しく感じられるようになる方がきっと幸せです。

知ることや変わること、自分が今まで生きた世界と違った価値観に触れることは、時に恐ろしいです。それでも、生きている以上、常に世界は新しいことや知らないことに溢れているし、(ホームドラマの世界の住人でもない限り)そこに触れずにい続けることの方が難しい。それならば、変わる世界の中で、どんな自分になるのか、どんな自分でいるのか、そうやって考えていきたいなと感じました。

 

 

強いメッセージ性を、美しい映像と楽しいコメディ世界に内包した映画です。

子供から大人まで、誰でも楽しめる作品ですので、ぜひ見てみてください!

書いていたら私もまた見たくなったので、TSUTAYAでレンタルして来ようかな・・・。

広告を非表示にする