深夜に潜む魔力について
昨日はニートにしては珍しくしなければならないことがあって、久々に朝方5時頃まで作業していました。
と言っても、作業自体は恐らく集中してやれば1~2時間程度で終わるもので、少なくともあと3時間は早くベッドに行けたはずです。
ではなぜそんな時間になってしまったのか。
過去の書類を探していたら、見つけてしまったんです。昔の日記。
読み耽りますよね。そしてなんか懐かしくなって、さらにLINEとかフェイスブックとか見返しちゃったりしますよね。
あっという間に2時間くらい経ってて、タイムスリップしたかと思いました(嘘)
今回はそんな深夜に潜む魔力について語ってみようと思います。
みんな寝静まった後の静かな部屋の魔力
そもそも私は朝に弱く、夜元気になるタイプの典型的な夜型なのですが、皆さんはいかがですか?
根が夜行性な私は、学生時代などは0時回ってから作業を始めるようなことも結構多かったです。
深夜のあの、人がみんな寝静まった後の静かな部屋の空気って独特のものがありますよね。
時々外で酔っ払いが騒いだり、普段は気にしない冷蔵庫の音が聞こえたり。
なんだかずっとこの夜が続くような、不思議な感覚になってきます。
一人ぼっちなら異様に寂しさが募ったり、恋人が傍で寝ていれば寝顔を見て幸せになったり、感情が静かに色濃くなっていくようなあの感じ。
不安で不安でたまらなくて、朝がくるのを祈るように待つ日もあれば、幸福が沈殿していくようで、ずっとそこに沈んでいたいような時もあります。
丑三つ時にはやはりなにか魔物が潜むのでしょうか。
いつの間にか朝に飛ばされていることもあってビックリします。
過去の日記やLINEや写真たちの魔力
深夜といえば、過去の思い出たちが力を持つ時間帯でもあります。
引き出しや、古い携帯電話、インターネットの海の中、いろんな場所に仕舞い込んでいた記憶が、ざわざわと動き始め、いつの間にか過去に引き戻されていたりします。
あの時こう思った、楽しかった、幸せだった、寂しかった、辛かった。
普段は心の奥底で埃かぶっているのですが、深夜のふと空っぽになる瞬間に、たまに少し瞬いてみたりして、その度に思わず手に取って眺めるので、少しずつ磨かれていきます。
だからあの頃の思い出も気持ちも、いつまでも色あせないどころか、徐々に美しいものに変わっていくのかな、なんて。
深夜に、真っ暗な部屋に唯一灯したデスクライトの下で見ると、なんてことない思い出もなんだか特別に見えるから不思議です。
プリクラの束が出てきたときは、かなりの時間見入ってしまいました(笑)
普段はちらっとも思い出さないのに、1つ1つのモノたちのエピソードを結構覚えていることに気付いたりします。
マンガやインターネットの魔力
どうしてやるべきことがあって起きている時に限って、昔好きだったマンガや、面白いサイトを見つけてしまうのでしょうか。
ちょっと休憩、などと思って見始めてしまったが最後、気付けばぼんやり白んだ空と、輝くほどに真っ白な課題の美しいコントラストに息の根を止められることになります。
でも、何遍もその辛さを味わったって、不思議なくらいまた同じことをしてしまうんですよね。これがミスチルが歌う恋なんですかね。シー○ーゲーム的な。
そうやって何度も読み返したマンガや、時間を忘れて読み耽ったサイトが、私を形作っていると思えば、あの朝方の絶望感も素晴らしいものに・・・はならないですね。
いまそれやっちゃダメ!ってわかってるんですけどねー。
皆さん、あのダイソンより吸引力の強い深夜の面白コンテンツたちの魅力にどうやって抗っているのでしょうか。
もしも、良い対処方法を知っている方はぜひ教えてほしいです。
そもそも、やるべきことは早めに済ませておけば、深夜の魔力にやられたとしても全然問題ないんですけどね。
その時間までやるべきことを終わらせられないのも、魔力のせいな気がしてきました。
それでは、魔力にやられて睡眠時間が足りないニートは、眠気を引きずりながら用事を済ませに出かけようと思います。