ハンガーにかけたまま!アイロンスチーマーを試してみて感じた良い点・悪い点
最近は晴れの日が続いていて、洗濯ものが気持ちよく乾きます。
やはり部屋干ししたものとはちょっと違いますね!
さて、洗うのは洗濯機がやってくれますし、干すのもそこまで時間はかからないのですが、取り込んでからってちょっと面倒ですよね。
仕分けて、アイロンかけて、畳んで仕舞って。
特にアイロンがけは不器用な私にはなかなか時間がかかってしまいます。
普段、プレスアイロンを使用しているのですが、最近ハンガーにかけたまましわを伸ばせる「アイロンスチーマー」なるものが流行っていると聞いて使ってみることにしました。
MOFIR 衣類スチーマー
まず、今回使用したのは、MOFIRというメーカーの衣類スチーマーです。
amazonなら2000円ととってもお得なお値段でした。
が、巷で人気のティファールやパナソニックなどの大手メーカーのものと違い、プレス面がついていたりするわけではなく、少し平らになった先端部分から蒸気が出てくる、という非常にシンプルな作りのものです。
その代わり(?)低出力モードがあり、そちらであれば顔などにも使えるようです。
使い方
使い方はとっても簡単で、電源コードをさし、本体に水をいれ、スイッチを入れるだけです。
水をMAXまで入れても1分程で沸騰し蒸気が出始めます。
あとは、ハンガーにかかった衣服を引っ張りながら蒸気を当てていきます。
わかり辛いですが、蒸気が出ています。
このような感じで蒸気を当てていきます。
結果
ちょっとわかり辛いですが、左が使用前、右が使用後です。
細かいしわが消えています。
別の衣服でも。こちらはだいぶわかりやすいかと思います。
感想
実は本当にしわが伸びるのかかなり半信半疑だったので、意外と綺麗になってびっくりしています。
よほどピシっと伸ばさなければいけない時以外は、これで充分に役割を果たせます。
ただ、いくつか不便な点もあったので、良い点・悪い点をそれぞれまとめてみました。
良い点
- アイロン台などの準備がいらない
- 衣類の材質によってはプレスアイロンより断然早い(柔らかいもの、薄いもの)
- 変なしわや折り目がつきにくい
- ぬいぐるみなど衣服以外にも使用可能
- 高温スチームによる脱臭効果などが期待できる
以上のように、やはり手軽に使える点と、材質にもよりますが、短い時間で済むという点は大きな利点かなと思います。
ハンガーにかけたまま使えるので、普段からハンガーにかけて衣服を仕舞われている方には特におすすめかなと思います。
また、私は使用していませんが、ぬいぐるみなどの形の違うものにも使用できるのは、お子様のいらっしゃるご家庭などでは利点の1つになるかと思います。
悪い点
- 衣服を引っ張りながらかける必要があるため、すそなど端っこの部分は伸ばしづらい
- ズボン類などそのままではハンガーにかけ辛いものは工夫が必要
- 厚手の生地や、深いしわが入ってしまっているものは時間がかかる(しわが残ることも)
- 水の容量が少ないため、何度も給水が必要(ふた部分が熱い、再加熱が必要なため時間もかかる)
- ずっとかけていると腕が疲れる
薄手、柔らかめの生地には便利ですが、厚手だったり、しわが深いものには効果が薄かったり、時間がかかってしまいます。
また、慣れるまでは、なかなか使いづらいなと思ってしまいました。
水の容量に関しては、この製品しか使っていないのでわかりませんが、水を入れるたびに(数分ではありますが)時間をおく必要があるので、そこのタイムロスがせっかくの利便性をちょっと損ねてしまっているかなと感じました。
まとめ
服自体の素材や構造によって、向いているもの向いていないものがあるようなので、どちらか一方というより、スチーマータイプ、プレスタイプの2種類をうまく使い分けるのが一番便利かなと思いました。
ただ、今回使用したものは、プレス面のないものだったので、形の違うものであれば、また使用感はだいぶ違うかもしれません。
また、アイロンスチーム、プレスアイロンの2種類の使い方が出来る製品なども出ているようなので、そういった製品を試してみるのも良いかもしれません。
夏本番で、洗濯物も増える時期に入ります。
Tシャツやワイシャツなどの普段使いの衣服にはなかなか便利かなと思うので、気になる方はぜひ試してみてくださいね!
それでは、溜まっているアイロンがけでもしようと思います。