アラサーニートの雑記帖

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【映画】8月にはシリーズ新作公開予定!『トランスフォーマー』シリーズ1~4を見ました

2007年に実写映画第1弾が作成され、10年目の今年8月にはシリーズ5作目となる最新作が日本公開予定の『トランスフォーマー』シリーズ。

先日、この『トランスフォーマー』シリーズの過去4作品を全て視聴し終えたので、今回はその感想などを書いていきたいと思います!

 

実写映画『トランスフォーマー』シリーズ

トランスフォーマー』シリーズは、一見すると変身ロボットのように見える金属生命体のエイリアン「トランスフォーマー」たちの闘いを描くアクション映画です。

サイバトロンという惑星にいたトランスフォーマーたちですが、その惑星でトランスフォーマーの生命の源である「オールスパーク」という物質を巡って「オートボット」と「ディセプティコン」の間で激しい戦争が起き、戦争中にオールスパークが宇宙に消えてしまったことで、サイバトロン星は荒廃。トランスフォーマーたちはオールスパークを探して宇宙へ旅立ちます。

このオールスパークが地球にあることが発覚し、トランスフォーマーたちの戦争は地球へと場所を移し、人間達はこれに巻き込まれていくことに・・・というのがシリーズの大筋です。

第1~3作までが1つの三部作。第4からは新たな三部作になります。

 

この子たちさえ知っていれば大体OK!主要なトランスフォーマー3体

作品の感想の前に、何体ものトランスフォーマーが出てくるこのシリーズですが、現段階でシリーズ全作を通して主要なトランスフォーマーを3体だけ紹介していおきます。

 

バンブルビーオートボット

第1~3作までの主人公サムの愛車・黄色いカマロから変形する黄色いトランスフォーマーです。

トランスフォーマーたちは基本的に普通に話せるのですが、バンブルビーだけは発声機能が壊れており、ラジオから流れる台詞を繋いで会話します。

一生懸命ですが、気が短いのが玉に瑕。健気でおちゃめで可愛いです。

 

オプティマス・プライム[オートボット

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正義感が強く、情にも篤い、オートボットたちのリーダー。

炎の模様が入ったデコトラから変形します。

プライムというのがどうも特別なリーダーの血筋(?)らしく、いつも闘いの中心にいて活躍します。物語の語り部的な役割も担っています。

人間の裏切りや弱さを何度も目の当たりにしながらも、味方をしてくれる良い奴です。

 

・メガトロン(ガルバトロン)[ディセプティコン

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ディセプティコンのリーダー。

作品ごとに見た目が変わり、変身するものもジェット機だったりタンクローリーだったりと変わるので、正直私は見ただけではあまり判別ができませんでした(笑)

冷酷な性格で、不要な奴はどんどん殺します。人間も利用して、価値がなくなれば即始末してしまいます。

毎回オプティマスに撃退されたり、封印されたりするのですが、しぶとく甦る不死身な感じのするヴィランです。

 

たくさん出てきて、私みたいに誰が誰かわからなくなったりする人もいるかもしれませんが、この3体さえおさえておけば、大体大丈夫かと思います!

それでは1作ずつ紹介と感想を書いていきます。

 

第1作目『トランスフォーマー』(2007年)

ロサンゼルスに住む高校生のサム・ウィトウィッキーは、初めての車としてオンボロの黄色いカマロを購入する。実はこのカマロこそオートボットの戦士のうちの一人「バンブルビー」で、サムは車がきっかけで急接近した車好きの美少女ミカエラと共に、トランスフォーマーたちの闘いに巻き込まれていく・・・。

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記念すべき第1作目。

トランスフォーマーたちのデザインかっこいい!

そして、トランスフォームがなんかすごい!滑らかにめっちゃガチャガチャ変形していきます。

見る前までは、日本の戦隊ヒーローもののロボットみたいなものを想像していたのですが、結構別物だな、という感じです。

トーリー的には、オールスパーク獲得のために地球を襲撃したディセプティコンと、その攻撃から人間を守ろうとするオートボットたち、そしてオートボットたちに協力する人間という感じで、割とわかりやすいです。

ただ、激しいアクションシーンで、オートボットディセプティコン、それぞれのロボットの見分けが私にはつき辛く、そこはちょっと混乱しました。

個人的には、軽妙な会話など、ふふっと笑えるところも多く、笑いのセンスが合っていたようで、楽しく見ることができました。

全体的に良質なアクション映画という感じで、楽しい作品でした!

 

第2作目『トランスフォーマー/リベンジ』(2009年)

前作で描かれた闘いから2年後、オートボットたちは政府に認められ、アメリカ軍が母体の「NEST」という組織に属し人間と共にディセプティコンたちと闘っている。サムは高校を卒業し、遠方の大学へと進学するため、彼女となったミカエラバンブルビーとは一時お別れに。しかし、普通の大学生としての生活を望むサムのもとに、人類の危機を察知したオプティマスから協力の要請が入る。始めは拒んでいたサムだが、オールスパークに関する知識がサムに渡ってしまい、やはりオートボットたちと共闘することとなる。

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本作の冒頭ではオートボットたちは人間と共闘していますが、ディセプティコンが襲ってくるのはオートボットがいるせいじゃないのかと疑い始める人物が出てきたり、主人公サムも当初はオートボットへの協力を拒否したりと、オートボットと人間の間での軋轢が出てきて、そこを乗り越えてのエジプトでの戦闘シーンはなかなか熱いです。

前作にも登場していたのですが、サムの両親や軍人のウィリアム、エップスなど、人間側の魅力的なちょっと脇役のキャラクターが活躍するのもみどころで、かっこいい!

また、サムと恋人、両親、そしてオプティマスやバンブルビーとの絆が見えるので、ストーリーも楽しめました。

サムの引越しの際に、寂しくて拗ねるバンブルビーがとても可愛いです!

 

第3作目『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(2011年)

大学を卒業したサムは、以前の闘いの際にFBIに手配されたことが原因で就職に困っていたが、新しい恋人カーリーの働きで、宇宙開発事業に関わる「アキュレッタ・システムズ」のメール係として働き始める。しかし、自分をスパイだと名乗る社員が現れ、情報を託される。直後に社員は怪死。ディセプティコンがオフィスで暴れ始める・・・。月の裏側(ダークサイド)に墜落したサイバトロン星の船とその秘密によって、再び地球は危機に陥っていたのであった。

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まず、恋人が変わった衝撃がなかなか大きいです!(笑)

前作まであんなに助け合い、愛し合っていた彼女ですが、突然別の美女に交替していました。

作中では、前の車好きの恋人ミカエラには振られた、という設定になっていましたが、どうやらミカエラ役のミーガン・フォックスが監督に暴言を吐いたというような内輪の事情で降板することになったようです。良いコンビだったので、残念です。

新恋人のカーリーはミカエラとは全く別のタイプです。仕事はばりばり元イギリス外交秘書で超有能。美人で、お金持ちの自社の社長からベンツをもらい、恋人サムの上司に笑顔でブラックジョークをぶつけます。

恋人も変わり、サムも社会人になり、と変化も多かったのですが、雰囲気はそのままで楽しかったです。

ただ、ストーリーの方はちょっと複雑化しすぎたというか、過去のトランスフォーマー、過去の遺物、過去からの人類の調査の流れなど、現在に繋がる部分がたくさんあるにも関わらず、ちょっと描写が雑というか、詰め込みすぎたのかなという感がありました。

それでも、ちょっと意外性のある展開もあったりもして、なんというか、話の全体はあんまり印象に残っていないのですが、その場その場の展開は楽しめるというようなタイプの映画かなと思います。

 

第4作『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014年)

前作から5年後。テキサス州で娘と暮らす自称発明家のケイドは、ある日仕事で訪ねた映画館から古いトラックを見つけ買い取る。解体しようとする内に、それがトランスフォーマーであることに気付く。そのトラックこそ「エイリアン狩り」を逃れたオプティマスであった。オプティマスを狙っている特殊部隊「墓場の風」から追われ、逃げる中で、また新たな敵との闘いに巻き込まれていく・・・。

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主人公達も一新しての、新三部作シリーズ第1作目となります。

オートボットたちも、オプティマス、バンブルビーを除いて一新されており、 正直なところ、前作までに比べると一段落ちるなと感じました。

まず、トランスフォーマーたちのデザインですが、新登場のオートボットたち、特に侍タイプのものは、トランスフォーマー感がなさすぎるな、というのが率直な感想です。

しかも一新したにも関わらず、見どころがあるのは相変わらずのオプティマスとちょっとバンブルビー、新人では自称「動けるデブ」のハウンドだけです。

残り2体に関しては、最後まで名前も覚えられず、見せ場もほぼありませんでした。(もしかしたら今後の作品であるのかもしれませんが。)

また、今回人間がトランスフォーマーの技術を解明して作った人工トランスフォーマーたちが登場するのですが、これの変形アクションがメカニカル感ゼロに!!

キューブ型の物質の集合体みたいなものになって、次の形態に変身します。

ガシャガシャ変形するのがかっこいいのに、本当に本当にあれはもったいなかったです。

また、バンブルビーに似せた人工トランスフォーマー・スティンガーが登場するのですが、一騎打ちは一瞬スローの場面があるだけで、がっつりした対戦は見られません。

せっかく「もどき」の敵を作ったなら、しっかり見せて欲しかった・・・。

さらに、人間たちもかなり勝手で、なかなか誰にも感情移入ができません。

そもそも人間側がオートボットたちをどんどん狩っていっており、もう味方しなくていいんじゃないという気分になりますし、主人公も「もともとオプティマスを助けたのはお金のためだったけど、それが今につながってる。間違いも良いことにつながるんだ」みたいな謎の理論を述べていて、なんだか共感ができません。

恐竜型のトランスフォーマーたちは可愛かったですが、結局戦闘中にトランスフォームすることはなく、巨大な金属の恐竜として活躍していたのもちょっと気になってしまいました。

トーリー的にも、今回のメインの敵はディセプティコンではなかったのですが、イマイチ目的がわからず・・・。

サイバトロンとして復活したメガトロンが最後にそそくさと退散しているのも謎でした。

人工トランスフォーマーという発想はなかなか面白くなりそうなものだっただけに、ちょっとがっかり感が強かったです。

せめてトランスフォーマーたちの闘いなどアクション方面だけでも前作までのクオリティであれば、娯楽映画として悪くなかったかもしれないのですが、その辺のトランスフォーマーらしさもなくなってしまっていたようなのが残念でした。

 

感想まとめ

見た順番もあり、感想の長さがまちまちになってしまいました・・・。

シリーズ全体として感じるのは、

  • 細々とした笑いのセンスはとても良い!(私には合っていました)
  • バンブルビー可愛い!けどオプティマス以外あんまり見せ場ないな・・・
  • 敵の方が基本強い(オートボットは大体乗用車で全員車ですが、ディセプティコンたちは戦車や戦闘機など多彩だしパワーもすごい)
  • 敵の見分けがつかない・・・(みんな黒系だし、アクションが激しいのでなかなか見分けがつきづらいです)、けどなんやかんや楽しめます

というようなところでしょうか。

色々と感想を書きましたが、全体としては何も考えず楽しめる作品として、良いシリーズだと思います。

特に最初の3作は見て損はないです。

 

最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017年8月4日日本公開予定!)

最後に、最新作の紹介をしておきます。

www.tf-movie.jp

ずっと人間の味方だったオプティマスが、人間を滅ぼそうとするという驚きの設定のようです。

あれだけ人間に振り回されたから、ついに愛想が尽きてしまったのかも(笑)

ロストエイジが微妙だったので最新作への興味がそこまで湧いていなかったのですが、この設定だとちょっと見てみたくなってしまいます。

また見たときはレビューをあげようと思います。

 

公開はもう少し先ですので、みなさんもぜひ、シリーズ合わせて楽しんでみてください!