ポストカードを出してみました
手紙って特別な感じがしますよね。
教室でそっと渡される可愛く折られたメモ用紙や、郵便受けを覗いた時に見つける自分宛ての郵便物。プレゼントに添えられたメッセージ。
あのちょっとしたワクワク感は、現在主流になっているメールやLINEなどにはないものだなと感じます。そういった電子メッセージが主流になったからこそ、手紙の特別感がさらに大きくなっている部分もありますが。
便箋や封筒を選んだり、誰かを思いながら丁寧に文字を書いていく時間や手間を感じられるのも良いなぁと思います。
プレゼントをもらうのと似ている部分がありますね。
最近は私自身すっかり電子メッセージに頼りっきりで、手紙を書くこともほとんどなくなってしまいました。それこそプレゼントに添えるメッセージカードくらいでしょうか。
そんな中、今回偶然ポストカードを頂いたので、恋人に送りつけってみることにしました!
ANAスターウォーズジェットのポストカード
今回は、知人が偶然ANAのスターウォーズジェットに搭乗し、搭乗記念でポストカードをもらったということで、そのポストカードを頂きました。
(ちなみにスターウォーズジェットにはR2-D2、BB-8、C-3POの3種類があるようで、知人が搭乗したのはポストカードの絵柄になっているC-3POタイプだったそうです。)
ポストカードなので、表いっぱいに絵柄が入り、記入できるのは裏面のみ。
裏はANAのロゴが入っている以外は真っ白でした。
ポストカードの書き方
せっかくだから出してみるかと思いながらポストカードを眺めていると、ふと気がつきました。
ポストカードって送ったことない。
年賀状などでハガキは出したことがありますが、片面だけに書き入れるポストカードは今まで誰にも送ったことがありません。
右側に住所だっけ?あれ、差出人はどこに書くんだ?
私、ポストカードの書き方知りませんでした。
というわけで調べてみました。
基本ルール
基本的な書き方のルールは、
- 左が本文
- 右が宛て先
- 切手は右上
以上の3つだけのようでした。
というわけで、こんな感じで書きました。(字が下手なのはご愛嬌で・・・)
差出人の住所と名前に関しては、今回私がやったように右下に書く方法や、左側のメッセージ欄の上や下に書く方法など、いくつかあるようでした。
今回は本文をたくさん書きたかったので、右下案を採用しました。
ポストカードによっては予め宛名欄などが設けられているものもあると思いますが、今回は本当に真っ白だったので、本文と宛名欄を分ける縦線も自分で入れました。
ちなみに、国内郵便に関しては、大体この形になっていれば、多少様式が違っていても届くらしいです。(インターネット情報)
料金
料金もわからん!ということで調べたら、はがきの郵便料金は62円でした。
今年の6月から値上がりしているので要注意!
(ちなみに定形郵便(封書)は25g以内82円、50g以内92円でお値段据え置きです。)
せっかくだから切手を貼って出そうと思ったら、まさかの貼るスペースが微妙に足りずで、結局郵便局で現金で払って出しました・・・。
切手って意外と大きいんですね。次から先に切手貼って書こう・・・。
サプライズ失敗
今回、せっかく初ポストカードなので、恋人の反応が見たいなと思い、出したことを言わずにいました。
それなので、この記事も恋人から「ポストカード来たよ!」という連絡が来てから出そうと思って、保留にしていました。
しかし、毎日連絡を取り合っているのに、ポストカードの話題が一向に出てこない。
ちなみに今週月曜に投函したので、遅くとも水曜あたりには反応があるだろうと思っていました。
郵便受けを見ていないのか、はたまた届いたものの全く無反応なのか・・・。
いつまで黙っていようか、と思っていたのですが、さすがに遅いし届いていなかったら嫌だなと思って、ついに今日、私の方から聞いてしまいました。
私「最近なにか届いてない?」
恋人「届いてないと思う」
私「実はハガキを出したんだけど・・・」
恋人「今郵便受けも確認したけどなかったよ」
これは、本当に届いていないのか・・・。まさか住所書き間違ったとか・・・。
と、地味に落ち込んでいると、恋人から「あった」との連絡が。
飛行機のポストカードだったので、DM的なものと思ってちゃんと見ていなかったとのこと。
もう少しで捨てられるところでした。危なかった。
やっぱりあれですね、慣れてないことでサプライズとかやるもんじゃないですね。
せめて届くはずの日の翌日くらいには確認してみるべきでした。
もし次に送るときはちゃんと伝えておこうと心に決めました。
なんやかんやで読んでもらえたので、私としては満足でした(笑)
手紙を書くこと
今回久々に手紙を書いてみて、(ポストカードなので短めですが、)やっぱり手紙っていいなと思いました。
書いている間、相手のことで頭がいっぱいになるあの感じが好きだな、と。
冒頭でも述べたように、やっぱりプレゼントに似ているなというのも感じました。
プレゼントを選ぶ間、相手のことをたくさん考えて、何がいいかな、喜んでくれるかな、とワクワクするあの感じ。
文字を書くときのちょっとした緊張も、私は好きです。
そんなわけで、今回ポストカードを出すのもとても楽しかったです。
ただ、こうやって考えてみると、手紙って結構独りよがりな部分も大きいのかなと思えてきます。
これを伝えたい!こう思ってくれるといいな!などと強く思いながら綴った文章を送るわけですし、メールやLINEのように細かい返信を期待しているわけでもなく、「私からあなたへ」という方向性のはっきりしたツールだなと感じました。
私は結構思い込みが激しいので、そのあたりのことは心の隅に留めておきたいなと思います。
今回は偶然にもポストカードが手に入って出してみたわけですが、次は便箋と封筒でも自分で買って送ってみたいな、なんて思っています。
年賀状すら廃れてきている昨今ですが、暑中見舞いなど出してみるのも、新鮮で楽しいかもしれませんね!
【今週のお題】アイスクリーム日和
先日からすごく暑い日が続いていて、ちょっとコンビニまで行く間に溶けてしまいそうです。夏ですね。
今回は、そんな夏に欠かせないものが「今週のお題」になっていたので、早速書いていきたいと思います!
今週のお題「好きなアイス」
好きなアイス。
アイスのケースを覗く時を思い出しながら考えていると、「あー、アイス食べたい」って気持ちになってきますね(笑)
色々思い浮かんだのですが、今回は3つピックアップしました!
あいすまんじゅう(丸永製菓)
1つ目は、和風のアイスです。あいすまんじゅう。
粒あんをバニラアイスで包んだシンプルな棒アイスなのですが、これが美味しい。
実は私粒あんってあんまり好きじゃなくて、この「あいすまんじゅう」でも粒あん部分はそれほど(某ドラマ風)、って感じなのですが、バニラ部分がすごく美味しくて、いつも買ってしまいます。
なんというか、なんなんでしょう。甘すぎない。かと言ってあっさりしているわけでもなく、絶妙なんですよね。本当に美味しい。
そしてそこに「それほど」だったはずの粒あんの冷えて控えめになった甘さがあいまって美味しいんです!
美味しいしか言ってないですね。食レポは向いてなさそうです(笑)
「冷たい和菓子」というコピーが袋に入っているのですが、まさにその通りな感じで、食後に緑茶がほしくなるような風味があります。
抹茶味や餅入りのものなど、和風アイスが流行っている昨今ですが、個人的にナンバーワンの和のアイスです。
ブラックモンブラン(竹下製菓)
2つ目は九州民なら誰もが知っている、ブラックモンブラン!
バニラアイスにチョコレートとクランチのコーティングを施したこちらも棒アイスですが、安くて美味しい!子供のころから夏の定番です。
定番の組み合わせですが、個人的にはクランチが特に美味しいポイントかなと思います。
ザクザクした食感とクランチ自体の甘さやナッツの風味が、チョコレートの濃い甘さを軽くして、バニラとの調和をさらに高めてくれています。
そして、当たり付きなのも嬉しい。
基本的にアイスの部分に3つのマークが隠されていて、持ち手の部分のマークといくつ合っているかといった感じのゲーム形式なのも楽しいです!
「スペシャルブラックモンブラン」というちょっとサイズの大きいものもあります。(スーパーとかに多いです。)
こちらはゲーム形式の当たり付きではないので、そちら目当ての方(いるかわかりませんが)は要注意です!
市販のバニラアイスで作るパフェもどき
ラストは特定のアイスというわけではないのですが、一時期ハマってやっていた手作りパフェもどき。
簡単で美味しいので、みなさんもぜひやってみてください!
作り方は超簡単。
【材料:市販のバニラアイス、生クリーム、チョコスプレー】
- 生クリームに砂糖をお好みで加えて泡立てます
- 容器にバニラアイスを盛り、泡立てた生クリームとチョコスプレーをかけて完成です!
バニラアイスは最初「スーパーカップ」を使っていたのですが、ある時ちょっと贅沢して「レディボーデン」で作ってみたらめちゃくちゃ美味しかったので、それからは「レディボーデン」で作るようになってしまいました(笑)
でも、「スーパーカップ」でもこれをやるとちょっと贅沢な感じで美味しくなるのでオススメです!
生クリームは安い植物性のものを使っていました。
また、普段はあまり使わないと思うのですが、チョコスプレーがあるだけで食感や味にもアクセントがつきますし、見た目にもぐっと楽しくなるので、ぜひ入れてみてください!
バナナなどの果物を添えても美味しかったです。
あー、書いていたらどんどんアイスが食べたくなってきました。
自分が溶けてしまいそうな中、歩いてアイスを買いに行く、あの夏っぽさが好きです。
というわけで、ちょっとアイスを買いに行って来ようかな。
【小説】山本 文緒『紙婚式』を読みました
今まで小説のレビューをいくつか書いてきたのですが、今回は初めて短編集のレビューです。(勝手がわからず時間がかかってしまいました)
私は短編集が好きで結構よく読むのですが皆さんいかがですか?
あの短い中にしっかりと物語があって、登場人物達が生きていて、作家さんってすごい。
今回は、日常をぐらぐら揺らす、結婚にまつわる短編集です。
山本 文緒『紙婚式』(1998年)
『ブルーもしくはブルー』などで知られる山本文緒さんの作品。
長い年月を共に過ごして、お互いの隅々まで知っていると思っていたのに、目の前にいるこの人は誰だろう。幸せになったはずだったのに、気付いてしまったわずかな綻びから日常が解けていく。「結婚」とその周りにふいに現れる暗がりに落ちた男女を描く短編集。
山本文緒さんは好きな作家の一人なのですが、しばらく読んでおらず、今回は久々の山本文緒ワールドでした。短編集だと思って軽く読み始めたのですが、ボディに重たいパンチをくらうような読書体験となりました。
八編のお話が掲載されているのですが、一遍目を読み終わった後のざわざわ感がすごくて、残りの話を読む時は、結末に向かうに連れて、ホラー作品を読んでいるようなドキドキと緊張がありました。
難しかったり、飾った言葉は使わず、淡々と描写される日常がリアルで、登場人物たちに思わず自己投影してしまいます。
結末がはっきりしない話ばかりだったのも、そこから続く日々を色々と想像させられるようで、まさに自分が今その体験をして、絶望の淵で身動きが取れずにいたり、これからに期待したりするような、そんな気持ちにさせられました。
もやもや、ざわざわする話にかなり引きずられますが、明るい展望を予感させるお話もあり少し救われます。
日常の中のざらざらとした手触りを感じる描写が素晴らしかったです。
今自分の隣にいる人は誰なのか
結婚したり、長く付き合っていると、お互いの色んな面を見ることになります。
他の人には見せない甘えた顔や弱さを知ったり、大きなトラブルや絶望的な喧嘩を乗り越えてきたのだと思えば、隣にいる人のことはもう知り尽くしたような気持ちになったりします。
もしも、これからの人生で予想外の出来事が起きたとしても、きっとこの人のやり方や気持ちは理解できるはず、と思う。
でも、そんなある日全く知らないパートナーの一面を知ることになる。
知らないだけではなく、今までの姿からは想像もできないような、見せられた後でも信じられないような、そんな姿。
そのときの気持ちはどうでしょう。
想像するだに空恐ろしいなと感じます。
よく知った顔が、一気にのっぺらぼうになるような感覚でしょうか。
この短編集では、そんな恐怖と絶望感をとてもリアルに感じられます。
隣に立ち、手を繋ぎ、身体を合わせ、愛を誓い、そして毎日を共に過ごす、誰よりも知っているはずのその人が、知らない人になる。
そんな暗闇が実は日常の中にぽつぽつとあって、ちょっとしたことで誰もがその暗闇に落ちるのだと感じました。
何年一緒にいても、どんな山や谷を一緒に経験しても、自分以外はみんな他人だという当たり前のことを、忘れるなよと念押しされた気分です。(今風に言えば「私以外私じゃないの」って感じでしょうか。)
知ることで開く道
散々怖さや絶望感を強調してきましたが、知ったからこそまた一緒に歩んでいける二人の姿もこの短編集では描かれています。
自分が見たことも想像したこともないものが突然現れれば、多くの人が驚き、戸惑います。どうすれば良いかわからなくなってしまうこともある。
しかし、衝撃に耐えて、しっかりと向き合えば、新しい道が見えてくることもあります。
長い間深く関わって見えなかった一面というのは、恐らく知らず知らず目をそらしてしまっていたり、思い込んでいたり、押し付けていたり、そういったことで隠れてしまっていたことも多いのではないかと思います。
逆に相手がどうしても知られたくなくて隠していたり、自分と相手との温度差で相手にとってはわざわざ知らせることもないと思っていて見せられる機会がなかったり、そうしたものがふとした瞬間に浮かび上がることもあります。
自分でも意識していなかったけれど、実は抱え込んでいたものが漏れ出すこともあるでしょう。
そういった隠れたり、隠されていた部分に光が当たることにより、見える景色が変わった衝撃や動揺と不安、そしてでもそこからまた新しい光を頼りに歩き出そうとする決意や希望などが、短い話の中にあっさりと描かれていて、そのあっさりさに二人で生きようとする強さを感じました。
落ちるのか進むのか
パートナーの新しい一面を知ったり、自分自身の隠れた気持ちに気付いた時、その穴に落ちるのか、新たな道をみつけて進むのか、その分岐はどこにあるのでしょうか。
この短編集ではそれぞれその後が明示されていないので、どの短編の登場人物たちも、結末の後にどのような道を辿ったのか定かではありません。
明らかに強い絶望を漂わせる作品も、希望を滲ませた作品も、どちらもその先をその結末のままには想像できませんでした。
もしかしたら絶望の後に立ち上がり二人の関係は再生したかもしれないし、希望を感じていた二人は、直後に道が分かれてしまったかもしれない。
なんというか、それぞれの作品に流れていた日常と変化、そして迷いや絶望や決断が、空気のように短編集全体を包んで、どんなに絶望しても、希望を抱いても、まだ日々は続くしわからないのだという気持ちにさせられました。
物語1つ1つももちろんですが、短編集として完成された作品だなと感じました。
突然日常が裏返るという意味では、前回レビューした『豆の上で眠る』にテーマとしては近い部分があるなと感じました。
しかし、『豆の上で眠る』が「姉の失踪」という非日常的な出来事に端を発していたのに対し、『紙婚式』では本当に他愛ない日常、正に私達自身が過ごす時間の上に流れる物語を描いていて、淡々とした短編でありながら、強い力を持つ作品になっていたと思います。
ちなみに、記事中でそれぞれの短編に個々には触れなかったのですが、個人的には『秋茄子』と『紙婚式』が好きでした。
ざわざわ、ざらざらとした気持ちになりたい方は、ぜひ読んでみてください!
非クリエイティブ系ニートがクリエイティブ系人材会社に登録してきました
先日、非IT系ニートのくせにIT関連交流会(そのときの記事はこちら)に参加してきたのですが、その際に人材会社の方と名刺交換をさせて頂きました。
その方のいらっしゃる人材会社はクリエイターにお仕事を紹介するようなクリエイティブ系専門の会社なのですが、私が「読むことや書くこと、あとは映画や芝居に興味があって、今はブログとか書いてます」とお話したところ、それなら登録してみませんかとお誘いを受けました。
クリエイティブ系の仕事は未経験ですし、勉強したこともありません。また、正直なところ、人材会社はハローワーク等とは違い、向こうからお仕事情報を連絡してきてくださるため、まだしばらくゆっくり考えようと思っている私には少し気が重くもありました。
でもどうせ仕事は探さなければならないですし、未経験でも登録には問題ないということで、せっかくお誘い頂いたので登録してみることにしました。(少し断り辛かったのもありますが・・・)
履歴書&職務経歴書の作成
登録と聞いて、最初ネットで入力していくようなものをイメージしていたのですが、もっとちゃんとした感じだったらしく、履歴書&職務経歴書を持参の上、事務所に伺うこととなりました。(考えてみれば当たり前なのですが)
正直に言えば、この時点で、適当にお断りできなかったことを結構後悔し始めていました。
なんだか大事になっていくなぁ(本当はそうでもないのですが)、逃げたいなぁ・・・とニートらしい思考に陥ります。
しかし、訪問の日取りも決めてしまった以上、逃げ出すわけにもいかないので、5年ぶりくらいで履歴書と職務経歴書を作成することにしました。
(ちなみにこれが昨日の記事で書いた、朝5時までしていた作業の正体でした。)
履歴書はコンビニで購入し、とりあえず学歴・職歴を埋めていきました。
入社や異動、退職などの年月を思い出したり調べたりするのに意外と時間がかかりました。
また、志望動機などの記入欄があるのですが、今回特定の企業への提出ではなく人材会社への登録になるためどうなるのかなとちょっと悩みました。ネットで調べてみたところ、志望動機は書かずに出す人も多いとのことだったので、志望動機は書かずに、代わりに特技や趣味を記入しておきました。
久々に証明写真も撮りました。
スピード写真機で撮影したのですが、最近のはすごいですね。美肌モードとかありました。
プラス100円でできるとのことだったので、使ってみたのですが、画面上で見比べた感じでは、私にはそこまで違いがわかりませんでした。(もしかしたら印刷状態のものを並べてみたら結構違うのかもしれません。)
また、写真選択後に頭とあごの位置を確認して、そこから余白を計算してトリミングされるようになっていたのにも驚きました。(※機種によると思いますが)
職務経歴書はほぼ初めての作成で勝手がわからず、インターネットを駆使してなんとか仕上げました。強敵でした。
事務所訪問
そうして朝方仕上げた書類を手に、意気揚々と事務所に乗り込みました。
・・・嘘です。もう帰りたいと思いながら、重い足取りで事務所に向かいました。
挨拶をして名乗ると、すぐに担当の方(イベントでお会いした方は職務が違うため、別の方が担当になっています)が笑顔で対応してくださいました。
以前登録していた派遣会社のように、ブースがいくつも並んでいるのを想像していたのですが、そちらの会社は職員用の作業スペース+応接室といった作りで、私は応接室に通されました。応接室のちゃんとした雰囲気に余計に緊張が増します。
担当の方の名刺を頂き、再度挨拶を済ませました。
登録シートの記入
最初に履歴書&職務経歴書を回収され、会社独自の登録用のシートに記入するよう案内されました。
履歴書のようなもの、職種や業界の志望順位を書き入れるもの、PCソフトや技術の具体的なスキルを記入するもの。
計3枚を渡され、一旦担当の方は席を外されました。
求職のためのものなので、条件や職種の希望を色々と聞かれるのですが、もともとクリエイティブ系の経験もなく、具体的な希望もビジョンもない私は、書くのに30分くらい費やし、しかも自己PRの欄は白紙で提出してしまいました。(必要ならお尋ねしながら後で書かせてもらおうという気持ちもありました。)
面談
担当の方が戻ってこられて、書き終わった書類をお渡しすると、それらの書類+提出していた履歴書・職務経歴書をもとに、どういった仕事を紹介すべきか方向性を決めるための面談が始まりました。
私の希望と、前職までの経験・スキルを聞き取る形なのですが、希望の部分がかなりぼんやりしていたので、担当の方も苦労されている雰囲気でした。すみません。
クリエイティブ系を強く希望しているわけではないため、そもそもどういった職種があって、自分がなにをしたくてなにが出来るのかがよくわかっておらず、また、仮に興味のある分野でも、なにが現実的な路線なのかが分からずで、お伝えするのも躊躇してしまっていました。
しかし、担当の方はさすがで、色々と私の趣味や興味のあることを、仕事と関係なくても良いので、といった感じで聞き出してくださり、また私の前職までの経験などと総合して、話を進めていってくださいました。
小一時間ほど面談をして、なんとなくの方向性を決め終了となりました。
あとは社内協議なども行ったうえで、私に適していそうな仕事があれば連絡をくださるということでした。
感想とこれから
緊張して行ったのですが、担当の方が優しく聞き上手だったこともあり、面談自体は無事終えることができました。
ただ、経験も強い希望もなしでの登録で話が進んでいくことにちょっと不安を感じています。
そもそも紹介できる仕事がそこまでないのではないかと思うのですが、もし紹介を頂けた際に、自分でもビジョンがわからないまま決断を迫られる状況になる気がして、なんとなくモヤモヤしています。
そして、そんな状態の私に人材会社の方たちの貴重な時間を割いて頂くのも申し訳ない気持ちになります。(登録無料で、私がそこから職に就いてバックが入らない限り、人材会社としては無駄骨なので)
今は停滞している状態で、どこかしらの方向にはそのうち進んでいかなければいけないのはわかるので、今回は機会に乗じて行動してみましたが、今の気持ちとしては、正直不安感が強いです。
ただ、せっかく動き出したので、良いご縁があれば無駄にしないよう、もっとちゃんと仕事のことや将来のことを考え、できることはやっていこうと思います。
まだ登録だけが済んだ状態で、今後どのように進むか全く見えていないのですが、なにか進展があればまたブログにも書いていこうと思います。
最近こうやって具体的に行動したことがなく、不安だ不安だとほとんどそればかりの記事になってしまいましたが、機会を頂けたことには感謝しています。
今回の登録が直接就職に繋がらなくても、とりあえず動き出したことで変わってくることもあると思いますので、潮目を見ながら、風を読みながら、自分の気持ちを確かめながら進んでいきたいと思います。まずは目的地を決めなくちゃなぁ。
深夜に潜む魔力について
昨日はニートにしては珍しくしなければならないことがあって、久々に朝方5時頃まで作業していました。
と言っても、作業自体は恐らく集中してやれば1~2時間程度で終わるもので、少なくともあと3時間は早くベッドに行けたはずです。
ではなぜそんな時間になってしまったのか。
過去の書類を探していたら、見つけてしまったんです。昔の日記。
読み耽りますよね。そしてなんか懐かしくなって、さらにLINEとかフェイスブックとか見返しちゃったりしますよね。
あっという間に2時間くらい経ってて、タイムスリップしたかと思いました(嘘)
今回はそんな深夜に潜む魔力について語ってみようと思います。
みんな寝静まった後の静かな部屋の魔力
そもそも私は朝に弱く、夜元気になるタイプの典型的な夜型なのですが、皆さんはいかがですか?
根が夜行性な私は、学生時代などは0時回ってから作業を始めるようなことも結構多かったです。
深夜のあの、人がみんな寝静まった後の静かな部屋の空気って独特のものがありますよね。
時々外で酔っ払いが騒いだり、普段は気にしない冷蔵庫の音が聞こえたり。
なんだかずっとこの夜が続くような、不思議な感覚になってきます。
一人ぼっちなら異様に寂しさが募ったり、恋人が傍で寝ていれば寝顔を見て幸せになったり、感情が静かに色濃くなっていくようなあの感じ。
不安で不安でたまらなくて、朝がくるのを祈るように待つ日もあれば、幸福が沈殿していくようで、ずっとそこに沈んでいたいような時もあります。
丑三つ時にはやはりなにか魔物が潜むのでしょうか。
いつの間にか朝に飛ばされていることもあってビックリします。
過去の日記やLINEや写真たちの魔力
深夜といえば、過去の思い出たちが力を持つ時間帯でもあります。
引き出しや、古い携帯電話、インターネットの海の中、いろんな場所に仕舞い込んでいた記憶が、ざわざわと動き始め、いつの間にか過去に引き戻されていたりします。
あの時こう思った、楽しかった、幸せだった、寂しかった、辛かった。
普段は心の奥底で埃かぶっているのですが、深夜のふと空っぽになる瞬間に、たまに少し瞬いてみたりして、その度に思わず手に取って眺めるので、少しずつ磨かれていきます。
だからあの頃の思い出も気持ちも、いつまでも色あせないどころか、徐々に美しいものに変わっていくのかな、なんて。
深夜に、真っ暗な部屋に唯一灯したデスクライトの下で見ると、なんてことない思い出もなんだか特別に見えるから不思議です。
プリクラの束が出てきたときは、かなりの時間見入ってしまいました(笑)
普段はちらっとも思い出さないのに、1つ1つのモノたちのエピソードを結構覚えていることに気付いたりします。
マンガやインターネットの魔力
どうしてやるべきことがあって起きている時に限って、昔好きだったマンガや、面白いサイトを見つけてしまうのでしょうか。
ちょっと休憩、などと思って見始めてしまったが最後、気付けばぼんやり白んだ空と、輝くほどに真っ白な課題の美しいコントラストに息の根を止められることになります。
でも、何遍もその辛さを味わったって、不思議なくらいまた同じことをしてしまうんですよね。これがミスチルが歌う恋なんですかね。シー○ーゲーム的な。
そうやって何度も読み返したマンガや、時間を忘れて読み耽ったサイトが、私を形作っていると思えば、あの朝方の絶望感も素晴らしいものに・・・はならないですね。
いまそれやっちゃダメ!ってわかってるんですけどねー。
皆さん、あのダイソンより吸引力の強い深夜の面白コンテンツたちの魅力にどうやって抗っているのでしょうか。
もしも、良い対処方法を知っている方はぜひ教えてほしいです。
そもそも、やるべきことは早めに済ませておけば、深夜の魔力にやられたとしても全然問題ないんですけどね。
その時間までやるべきことを終わらせられないのも、魔力のせいな気がしてきました。
それでは、魔力にやられて睡眠時間が足りないニートは、眠気を引きずりながら用事を済ませに出かけようと思います。
なるべく後悔せずに別れを迎えるために気を付けていること
このブログにもちょこっと書いていたのですが、先日2週間ほど東京に行っていました。
私は九州在住なので、東京へは飛行機を利用します。
九州から東京まで2時間弱。本当に便利です。
しかし、私は飛行機が苦手です。怖いです。
乗るたびに「これで死ぬかも」と思ってしまいます。
見栄っ張りなので、機内では涼しい顔で本など読んで、ドリンクサービスがあれば優雅に受け取りますが、どんなに気流が安定していても、心のどこかで「死ぬかも」と感じ続けていて、飛行機移動の後は異様に疲れていたりします。
他にも、殺人事件や死亡事故のニュースを見たり、そういう映画や小説を見た後、しばらくは、自分も同じ目に遭うかもしれない、とちょっとびくびくしながら過ごしたりします。
そんな風に「死」を意識している時でも、全く意識していない時でも、「死」は日常にぴったり寄り添っていて、いつでも私や私の大事な人たちを連れて行くことができる。
別れはいつ来るか分からないので、なるべくその時に後悔しないように、私が心に留めていることを書いていきたいと思います。
ネガティブはなるべく抑えて、ポジティブな感情を伝える
これは最近特に意識していることです。
私は特に恋人に対して、機嫌が悪かったり落ち込んでいたりすると、それに気付いてほしくて「機嫌悪いよ」「落ち込んでるよ」とわかる態度を取ることがありました。
しかし、最近その恋人と遠距離になってしまい、会える時間がぐっと減りました。
そうなると、会っている時間はかなり貴重です。できれば、なるべく楽しく過ごしたい。
そう考えたときに、喧嘩したり、嫌なことがあっても、ダラダラとネガティブな感情を出し続けるより、なるべく早く切り替えて、笑って過ごせた方が良いと強く感じました。
落ち込んでみせたところで、相手の方も引っ張られて気持ちが落ちるだけで、なんの解決にもなりません。
自分の気持ち次第で態度を変えられる余裕があるときは、ネガティブは忘れて、ポジティブな感情を表に出せるように心がけています。
大事なことはちゃんと伝える
ネガティブはなるべく我慢。と書いたばかりですが、我慢ばかりではどうにもならないこともたくさんあると思います。
特に親しい、大事な人たち相手であれば、見ないふりをしたり、放っておいてはいけないことは多いです。
そういう時は、がんばってちゃんと伝えます。
と言いながら、私はこれが大の苦手です。
嫌われたら、良くない結果になったらどうしよう。今のまま、有耶無耶にしておいた方が、なんとなく流されている方がマシかも、と考えてしまうタイプだからです。
でも、そんな私だからこそ自信を持って言えますが、伝えるべきことを伝えずにいて、状況が良くなることはほぼないです。
持っている間はモヤモヤし続けますし、そうすると、ネガティブな態度を取りやすくななったりします。
相手に投げつけるにしても、自分ひとりで処理するにしても、早めに決断するようにしたいです。
伝えて、話し合って、解決するなり落とし所を見つける。
多くの時間を楽しく過ごすために、必要な場面では誠意を持って話すべきです。
(私もがんばります。)
と、ネガティブについて書きましたが、ポジティブなことに関しても、大事なことはどんどん伝えようと思っています。
こっちは得意です(笑)
好きだ、大事だ、感謝している。
今伝えないと、もしかしたらもう二度と伝える機会もないかもしれないので、どんどん伝えます。どんどん。
恋愛指南本なんかでは、焦らすのが良いとか、言い過ぎると立場が弱くなる、みたいなことも言われたりしますが、今しかないかもしれないと思えば、そんなことで出し惜しみするなんてもったいないので、私は思ったときにそのまま伝えています。
宵越しの喧嘩は持たない
かっこいいのでこの言い回しをしたのですが、寝る前や別れる前、1日の終わりや次に会えるまで日が空くときなど、喧嘩などは一旦清算するか保留にして、嫌な気分で別れることがないようにしましょう、という感じです。
家族や恋人、長く一緒にいると、大きな喧嘩もしますし、意見が対立するようなこともあるのでなかなか難しいですが、基本的に寝る時にはちゃんと「おやすみ」と言い合って、嫌な気持ちを持ったまま次の日を迎えないようにしたいですね。
喧嘩自体をその日で清算するのが難しい場合には、「おはよう」「おやすみ」「ただいま」「おかえり」などの挨拶だけは欠かさずするように気を付けるだけでも、喧嘩は喧嘩、根底の関係自体を傷付けたいわけじゃない、とお互い確認ができて良いと思います。
こんな感じで、もしも私や私の大事な人が突然いなくなってしまったとしても、なるべく後悔しなくて済むように、できる限り気を付けて生きています。
でも、現実には様々なことが起きますし、なかなか思ったとおりに行動できなかったり、仮に完璧に心構えを実践できていたとしても、「死」の持つ力は私の些細な心構えなどあっさり踏み潰してしまうくらい暴力的なものなんだろうなと思っています。
それでもやっぱり、いつか必ず来るその日に向けて、より良い日々を重ねていけるように、その瞬間が少しでも優しいものであるように、思いやりを持って生きたいし、いろんな想いをしっかり伝えていこうと思います。
家族とはお酒を飲みたくない
私の家族はみんな日常的にお酒を飲む人たちで、夕飯の時はほぼ必ずビールを飲んでいます。
私自身はお酒が嫌いではないのですが、特別に好きというわけでもなく、飲み会などでなければ基本的に飲みません。
そんな感じで、普段あまり飲まず、家族で外食すると運転手要因な私ですが、たまに友人たちとの集まりで飲んだり、恋人と二人で飲んだりするのは結構好きです。
その違いはなんなのかな、私どういうときにお酒飲んでるっけ?
そんなことが気になったので、今回はお酒を飲むことについて考えてみました。
ジュースの方がおいしい
まず、前提として、私はお酒が嫌いではありません。
ただすごい好きというわけでもなく、ビール・焼酎は苦手で、カクテル・日本酒・ワイン等の飲みやすいものを好んで飲みます。お子様舌ですね。
ちなみに私の恋人も私とほぼ同じ感じで、飲めなくはないし、嫌いでもないけど、あんまり飲まない人で、基本的にジュースの方がおいしいよね、と言い合っています。
どんなに甘くておいしいものでも、お酒である以上、アルコール分の味が入ってくるため、それが雑味に感じられてしまったり・・・。お子様舌ですね。
というわけで、私の中では、味単体ならお茶やジュースに軍配があがっています。
ではなぜお酒を飲むのか。
私の場合、それはやはり「酔い」のためです。
アルコールを摂取した時特有のフワフワとした気持ちよさや、普段ちょっと言えないような悩みを打ち明けたり、テンションがちょっぴり上がったり、ジュースを飲んでいては味わえない非日常感があります。
この「酔い」の感覚を味わうことこそ、私にとってわざわざ「お酒」をチョイスして飲む理由です。
(お酒の方がジュースより種類が多くて試してみたいというのもあったりしますが)
家族とは飲みたくない
実は私、タイトルでも盛大に書いているのですが、基本的に家族とはお酒を飲みたくありません。
飲むとしても、味に興味があるものをちょっともらったり、一杯目だけ頼んだりと、酔うほどに飲んだことは皆無です。
家族の前で「酔った自分」を晒すのがすごく嫌だからです。
さらに言えば、酔った家族の姿を見るのも本当は嫌です。なんだか恥ずかしいです。
こう考えてみると、私にとって家族は「一番自分を晒せる場所」ではないんだな、と感じます。
家族にしか見せない面はもちろんありますが、逆に友人や恋人に見せるような顔を、家族には見せたくないのです。
それは甘えたがりだったり、寂しがりだったり、ちょっと緩んでいる顔です。
家族の前での私は、適当だったり、ダメなところはありますし、ふざけて変なことを言ったりもするのですが、基本的にちょっと醒めていて、冷静なキャラクターを作っていて、なんというか、自分の中のぐちゃぐちゃと柔らかい部分をあまり見せないようにしてきました。
単純に酔ったときのゆるっとした姿も見られたくないですし、家族に見せられる部分が自分の中で明確に線引きされていて、そこを覗き見られるのが嫌なので、ガードが緩くなるような状態にはなりたくない、という感じでしょうか。
こう考えると、友人・知人や恋人の前より、家族の前の方が気持ち的なガードは強いかもしれません。なんでだろう。
部下の前で女の子に甘え始める上司
人前でどこまで酔えるか、という視点で見ると、社内の人との飲み会でがっつり酔った姿を晒せる人たちも、私にとっては不思議で仕方がありませんでした。
もちろん、せっかくの飲み会ですから、ちょっと緩んで楽しく飲む分には全然問題ないと思いますし、私だっていつもよりテンション高く楽しみます。
しかし、セクハラ気味の質問をし始めたり、大声で騒いだり、逆に周りから心配されるほど飲みまくって行き倒れたり、となると、仕事仲間や上司や部下の前でそんな姿晒して恥ずかしくないのかな、と思ってしまいます。
特に、二次会にキャバクラを指定した上に、部下が見ている目の前でお店の女の子に甘え始めた上司を見たときは衝撃を受けました。
個人的な感情や、セクシュアルな部分って一番他人に見られたくないとこじゃないのかなぁと思うのですが、「部下たち相手にそこまで見せるのか。そこまで見せちゃうほど酔えるのか。」と内心ツッコミ続けていました。
でも居酒屋とかでの社内飲みらしき人たちの似たような喧騒を見るに、意外とみんな酔って騒ぐ姿見せるのって恥ずかしくないんですかね。
どこまで酔えるかのラインがどのあたりにあるかの違いなんでしょうか。
私の場合は、「家族≦会社関係・公的な場<友人<恋人」って感じでハードルが下がっていく感じがします。家族のハードルの高さ(笑)
皆さんはどんな順番になっていますか?
それにつけても、お酒は楽しく飲みたいですね。
最近では「澪」や「鈴音」(こちらは私には高級すぎてなかなか飲む機会ないですが)などのスパークリング日本酒がお気に入りなのですが、誰かそんな私にオススメのお酒があればぜひ教えてください!